2010年2月1日月曜日

OCUP

OCUPとは、システムをモデル化するためのモデリング言語であるUMLに関する知識や、UMLの概念の理解の度合いを測り、UMLを用いたモデリングを行う技能に関する資格を認定する試験。オブジェクト指向技術の標準化団体であるOMG(Object Management Group)が実施している試験である。 OCUPは、技能の習熟度合いに合わせて「ファンダメンタル」「インターメディエイト」「アドバンスト」の3段階の難易度の試験がある。難易度は後者にゆくにしたがって高くなる。なおインターメディエイト以降の資格の認定にはその前段階の試験に合格していることが必要条件となる。 試験の内容は、UMLで用いられる基本的な用語の知識を問う問題にはじまり、UMLの定める表記法の理解、UMLを構成するクラスや関連などのモデル要素の意味の理解、実際にモデルを記述する能力、さらにはUMLの言語設計に関する理解を問うものなどにわたる。

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